世界遺産リオの絶景を一望!ポンヂアスーカル奇岩観光

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 2012年に世界遺産登録されたリオデジャネイロの「山と海との間のカリオカの景観群」に含まれているポン・ヂ・アスーカル( Pão de Açúcar=砂糖パンの意味)。

 ロープウェイで登って行くと、コルコバードの丘のキリスト像を含めたリオデジャネイロの街が一望出来ます。夕方頃到着すれば、時間の経過とともに夕焼け~夜景へと移り行く景色をベンチに座りながら楽しめます。

 ここはリオデジャネイロでも治安がいいと言える場所の1つ。奇岩があまりに急斜面のためファベーラ(スラム街)が形成されず、麓にあるベルメーリャ海岸(Praia Vermelha)では、夜でも釣りやBBQを楽しむ人がいます。個人的には夕方ポンヂアスーカルへ向かい、ウルカの丘のベンチでゆっくり過ごした後、ベルメーリャ海岸に立ち寄るのがおすすめです。有名なコパカバーナやイパネマ海岸は防犯の観点から日が落ちたら遊べないため、夕方の時間帯の観光にうってつけの場所だと思います。

 

 以下、アクセスと現地の様子をご紹介します。 

 

ポンヂアスーカル(Pão de Açúcar)へのロープエウィ乗り場

 住所 Av. Pasteur, 520 - Urca, Rio de Janeiro - RJ, 22290-240

(英語ではSugar Loafと呼ばれています)

チケット売り場とロープエウィ乗り場

 絶壁を背中にした建物がチケット売り場兼ロープウェイ乗り場です。階段を上がって左手のカウンターでチケットを買い、更に階段を上がって乗り場へ進みます。後ろの壁をロッククライミングしている人がいて驚きましたが、ここは世界でも最大規模の市街地で出来るロッククライミングの場所でもあるそうです。

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料金

 大人往復チケット1枚80レアル。カードも使えます。

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運転時間

 8:00~19:50

所要時間

 ロープエウィ乗車時間はそれぞれ3分。初めにロープウェイ乗り場からウルカの丘に登り、ウルカの丘から再度ロープウェイに乗りポンヂアスーカルへ移動します。

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 ウルカの丘、ポンヂアスーカルともに、外に向かってベンチが設置されています。ウルカの丘のほうがスペースが広く、読書をしたり、おしゃべりをしたりとのんびり過ごしている人が多かったです。

 どちらも屋外施設ですが清潔感のある空間で、ビールやコーヒーを飲みながら過ごせます。ロッククライマーを除けばロープウェイでしか来られない場所なので、安全度の高い空間になっていて、スリなどの心配をせずに写真撮影も出来ます。

 ウルカの丘からの景色です。手前に見える船がおもちゃのようでした。

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 同じ場所での夜景バージョンです。暗くなると白い建物が不思議な雰囲気で浮かび上がって見えました。

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 別の角度からはコパカバーナ海岸の夕焼けが見られたり、

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 ライトアップされたコルコバードの丘のキリスト像が見えます。

f:id:ucarin:20171220004932j:plain  景色を楽しんだ後、麓にある小さなビーチ、ベルメーリャ海岸(Praia Vermelha。Google mapでRed Beachと書かれている場所)に立ち寄りました。

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 コパカバーナをはじめとするリオデジャネイロの代表的なビーチは、安全のために日が暮れたら決してビーチで遊ばないことが鉄則ですが、ベルメーリャ海岸は違いました。こじんまりとはしていますが、屋台で売られる飲み物と軽食でゆっくり過ごしたり、夜の浜辺で肩寄せ合って語り合うカップルもいます。数メートル間隔で釣り人がいました。

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 ベルメーリャ海岸から離れる際はタクシーやバスを使ってくださいね。夜間は歩かないことが大原則です。私達はUberで移動しました。

 太陽とともにビーチを楽しむなら、リオ市無形文化遺産・コパカバーナ海岸発祥「フレスコボール(Frescobol)」でビーチ遊び!@ブラジル・リオデジャネイロ - handy tips*

もおすすです。Até já!