絶景!コルコバードの丘のキリスト像への行き方
リオデジャネロといえばキリスト像をイメージする方も多いのではないでしょうか。リオデジャネイロのアイコンともいえるキリスト像は、コルコバードの丘(Morro do Corcovdo)にそびえ、街を見下ろしています。ここは2012年度登録の世界遺産「リオデジャネイロ:山と海と間のカリオカの景観群」に含まれ、更に、新・世界七不思議の1つとして万里の長城やインドのタージマハールなどと共に世界中からの投票によって選出された場所です。ちなみに日本語では新・世界七不思議と訳されていますが、原語はNew Seven Wonders of the Worldで、謎めいて不思議な、という意味ではなく、驚異的なという意味です。
ブラジルは世界自然遺産や新・世界七不思議自然版にもアマゾンやイグアスの滝が選出されるなど、見どころの多いところですね。
今回は、コルコバードの丘のキリスト像への行き方と現地の様子をご紹介します。
登山電車乗り場
住所 R. Cosme Velho, 513 - Cosme Velho, Rio de Janeiro - RJ, 22241-091
登山電車乗り場までの行き方
タクシーかバスで移動します。
私達はUberで移動しています。ブラジルでは通常のタクシーよりもUberのほうが安く(およそ1/2くらいの金額)、その場での現金のやり取りが不要なためUberの移動はおすすめです。
公共バスは複数出ています。Centro( Praça XV広場) からは422/498/180番、Ipanemaからは570/583/584番、Copacabanaからは583番に乗車し、降車場所はSão Judas Tadeu Church前です。
チケット
現地にて当日購入も可能ですが、その場で数時間待ちということもあり得るのでオンラインにて事前購入がおすすめです。HPかアプリから購入できます。ポルトガル語、スペイン語、英語表記があります。乗車時間に遅れても返金されないので余裕を持って移動しましょう。
予約サイト http://www.tremdocorcovado.rio/
App Store Trem do Corcovdo-official
購入画面を見せるとチケットと交換されます。
チケット代
ハイシーズン 1人75レアル(土日祝日はハイシーズン扱い)
ローシーズン 1人62レアル(祝日を除いた月~金曜日)
子供(5~11歳)はシーズン問わず1人49レアル
往復の登山電車運賃と頂上のキリスト像入場料込みの値段です。
営業時間
毎日8:00~19:00、30分間隔で運行していて、乗車時間は片道約20分です。
登山電車の歴史
1884年に出来た登山電車はブラジルで初めて電気を使った電車で、法王や王女、首相も乗りました。現在走っている電車はスイス製のモデルに変わりましたが、電気走行は変わらず、森林の中を走っても自然に害を与えないエコツアーと考えられています。また、チケット購入代金の一部は自然保護団体 Brazilian Institute of the Environment(IBAMA)に寄付されています。
途中の急斜面から見る景色も見どころの1つで、街の景色は登り時進行方向右側に広がります。
登山電車の終点で下車し、そこから更に100段を超える階段を上ると、キリスト像が見えてきます。後ろ姿はまだまだ小さいです。階段の途中にお土産を売るお店やカフェがありました。
頂上に到着すると、巨大なキリスト像と、遠くからは見えなかった人・人・人とのご対面!
寝そべって、キリスト像全体を写真に捉えるスポットもあります。
頂上からはキリスト像だけでなく、世界遺産登録のリオデジャネイロの景観をぐるりと見渡せます。
下の写真左端中央には、縦に立てた砂糖パンのような岩ポンヂアスーカルも見えます。
近くに立つと写真で捉えきれないくらい大きいキリスト像ですが、その後街に降りて振り返ると、おもちゃかのように小さくみえるのも、現地だからこそ味わえる感覚で楽しいです。
眺望の中にあったポンヂアスーカルは、ベンチに座りながらゆったりリオデジャネイロの景色を楽しめる観光スポットで、世界遺産リオの絶景を一望!ポンヂアスーカル奇岩観光 - handy tips*にてご紹介しています。
この後ビーチに遊びに行くのであれば、リオ市無形文化遺産・コパカバーナ海岸発祥「フレスコボール(Frescobol)」でビーチ遊び!@ブラジル・リオデジャネイロ - handy tips*もおすすめです。体を動かした後はブラジルのよく冷えたビールがますます美味しく飲めますよ。Saúde!