旧市街セントロのラパ地区で本場のサンバを楽しむ＠リオデジャネイロ

　ブラジルといえば、リオのカーニバルが有名ですね。

　リオのカーニバルの時期以外でも、本場のサンバを楽しめるサンババーがセントロのラパ地区には集まっています。

　治安がいいとは言えないエリアですので、注意は絶対に必要ですが、お酒・音楽・陽気な人が好きな人ならきっと楽しい、おすすめの場所をご紹介したいと思います。

(1)Rio Scenarium

住所　R. do Lavradio, 20 - Centro, Rio de Janeiro - RJ, 20230-070 ブラジル 

営業時間　火水木19:00～1:00、金19:00～4:00、土19:00～4:30、日月は定休

音楽　サンバ。毎日生演奏があります。

入場方法　

　IDが必要です。パスポートを出すように言われます。私はその日はパスポートを持っておらず、自分名義のクレジットカードの提示を求められました。現金のみで出歩いていたため、最後は携帯のアルバムに入っていたパスポートの写真を見せ、ようやく入場出来ました。入り口でエントランスフィー（30レアル/人）を支払います。現金、カード支払い可能。

精算方法

　店内での飲食分はお店を出る際にまとめて支払います。レジで精算したレシートを、出口にいるお兄さんに渡して退店、となるので、レシートは無くさないようにしましょう。

　ちなみに、精算待ちのレジ前1Fにあるオリジナルグッズ売り場の小物が、とっても可愛いくて、お土産に最適だと思いました。（ブラジルのおすすめお土産については滞在して知った！リオデジャネイロのおすすめ観光お土産７選 - handy tips*にまとめています）

　なお、Rio Scenariumから別のバーに移動する際は、近くても必ずタクシーを使ってください。通りを10分程歩けばラパのバーが連なるエリア（以下に紹介する(2)(3)(4)のバーやレストランのある道)に着く距離なのですが、この1本の道が犯罪多発エリアです。夜間は決して歩かないでください。 

(2)Carioca da Gema

住所　Av. Mem de Sá, 79 - Centro, Rio de Janeiro - RJ, 20230-150 ブラジル

営業時間　月～金19：00～3:00、土日21：00～4：00

音楽　サンバ。毎月の演奏者リストがHPや店頭で確認出来ます。毎日異なるアーティストによる生演奏があります。

入場方法

　20～30レアル/人が入場料として必要、曜日により異なります。現金、カード支払い可能。自分の名前を書いた紙（店内でのオーダー表）をもらって入店。ID不要。

精算方法

　(1)Rio Scenarium同様、店内での飲食分はお店を出る際にまとめて支払います。レジで精算したレシートを、出口にいるお兄さんに渡して退店です。以下(3)(4)同じ。

(3)Leviano Bar

住所　Av. Mem de Sá, 47 - Lapa, Rio de Janeiro - RJ, 20230-150 ブラジル

営業時間　月～日18:00～4:00

音楽　サンバ。木曜日のみサルサがかかる（リオでサルサがかかるのはここだけ）。

入場方法　

　曜日と入店時間によりエントランスフィーが変わります。22時までの入店では15～20レアル/人、22時以降は20～40レアル/人です。ID不要。屋内、屋外に席があり、開放感があります。

(4)Barodromo

住所　R. do Lavradio, 163 - Centro, Rio de Janeiro - RJ, 20230-070 ブラジル

営業時間　火水18:00～1:00、木金18:00～3:00、土12:00～3:00、日月は定休

音楽　サンバ。

入場方法　

　20レアル/人のエントランスフィー。ID不要。ここは、店内の装飾に特徴があります。リオのカーニバル会場Sambodromoにも似た店名は、まさしく、カーニバルにインスピレーションを得て、その様子を店内に再現しています。

　以上、ご紹介しましたサンババーは、日本のダンスクラブよりも席があり、座って食事やお酒を楽しむ人のスペースがしっかりあるという印象を受けました。もちろん音楽に合わせてステップを踏んだり踊ったりするスペースもあります。

　どこも特段のドレスコードはありません。基本的には防犯対策のため、カジュアルな格好がいいと思いますが、(1)のRio Scenariumでは、ドレスアップしている人も見かけました。（とはいえ全客層の10～20％程度だと思いました）

　ビーチで太陽のある時間のリオを満喫したら、ぜひ夜の活気あるリオの一面も体験してみてください。酔っ払い過ぎにはくれぐれも注意ですが、賑やかで楽しい時間を過ごせると思います。出かける前には現地治安情報を確認してくださいね。（参考：ブラジルリオデジャネイロの治安と滞在中気をつけていること - handy tips*）Boa Noite！

滞在して知った！リオデジャネイロのおすすめ観光お土産７選

　Óla！ブラジルは、現地で得られる経験には事欠きませんが、お土産となるとちょっと迷いませんか。

　今回はブラジルの流行発信地リオデジャネイロより、普段生活する中で目を引いた、ポップで可愛いおすすめお土産グッズを７つご紹介したいと思います。

　選考基準は①ブラジル産かブラジルブランド②デザイン性がある③自分用または顔の思い浮かぶ誰かにあげたいと思った、という主観混じりに加え④買いに行きやすい、も考慮に入れました。

　では、早速ご紹介しましょう！

01．ブラジル発祥コスメGranado（グラナード）

　グラナードは1870年からの歴史を持つ由緒あるブランドです。ブラジルがポルトガルに占領されていた時代、ポルトガル王室が御用達にしていた薬局が、現在は化粧品ブランドとなり、ブラジル国内そしてパリをはじめとしたヨーロッパ各地で展開をしています。 

　セントロに本店があり（本店住所：R.Primeiro de Março 16）、外観・内装共に可愛いく、商品も充実しているので一見の価値アリ！ですが、本店まで行く時間がなくても大丈夫。なんと近所のスーパーでも買えるんです。

　リオデジャネイロ内で複数展開しているスーパー「Rio Sul」「Pão de Açúcar」のシャンプーなどを扱う棚を見ると、石鹸のばら売りが1個3.35レアル～。個包装ですので、そのままお土産として渡せる状態で売られています。　

　私の個人的なお気に入りは、YLANG YLANGの香りのプッシュ式ハンドソープ。植物性100％の香りがとっても心地よく、手を洗った後に思わず手をクンクンしたくなる程。YLANG YLANGのラインが全て揃うのは本店ですが、ハンドソープだけなら、スーパーで買うことも可能です。日本にいる家族に買って帰ったところ、冬の乾燥に困っていた手荒れが直ったとの効能もありました。

　ブラジル生まれそして日本未上陸のおしゃれな化粧品ブランド。実用的かつ喜ばれるお土産としておすすめです。

02．カンガ（大きな布）

 　有名なコパカバーナビーチに着くと目に飛び込んで来るのは、色鮮やかなカンガ（大きな布）。水着の上にパレオのように着る人や、ビニールシート代わりの敷物としてデートをするカップルを見かけます。

　ストールとして防寒に使えたり、絵としても思い出になるものがたくさん。男女を問わず、海に遊びに行くことが多い方には1枚あると重宝で、実用的なお土産になると思います。折りたためて、軽いので、たくさん買ってもかさばらないのも旅行者としては嬉しいポイントです。これぞ、リオデジャネイロ、という柄をぜひ手に入れてくださいね。

　セントロの商店街※で購入してもいいと思います（セールをしていることがあります）が、基本的に定価は変わらないため、気に入った柄が見つかれば、ビーチで購入してしまったほうが移動を考えると効率的だと思います。値段はビーチもセントロも1枚30レアルが相場。私はビーチでまとめて買い、2枚で50レアルにしてもらいました。  

※セントロの商店街とは、リオデジャネイロの日本食材が買えるお店 - handy tips*中にて紹介している「02.①Groceries Central Station」のある、アメ横と土産店の混ざったような商店街を指しています。

03．ハワイアナス

　言わずもしれた有名なビーチサンダルブランド。ブラジル原産だけあり、日本と比較し価格は安く、デザインも豊富です。店舗はショッピングモールには必ず入っており、街中にも多数あるので、観光ついでに立ち寄りやすいです。

　写真にもある通り、ブラジルではビーチサンダル以外の小物の展開もあるので、日本では買えないグッズをお土産にすることが出来ます。また、子供用ビーチサンダルの種類が豊富で、デザインもとっても可愛いので、お子さんのいるご家庭へのお土産に是非おすすめしたいです。 

04．カサーシャ

　 ブラジルを代表するカクテル、カイピリーニャの原料のお酒です。ちょっと重量はありますが、お酒好きな人には喜ばれると思います。中でも、私のおすすめは「Rio Cenarium（住所：Rua do Lavradio 20,Centro)」というセントロにあるサンババーで売られているカサーシャセット（写真左上の箱）。

　こんなにおしゃれで、大きすぎないサイズのカサーシャは今のところ他では見たことがありません。バーの出口にあるレジ付近で売っています。気になった方は、治安には十分に気を付けた上で、夜の音楽とお酒を楽しみに、セントロに繰り出してみてください。

05．雑貨・アクセサリー

　セントロの商店街やコパカバーナの夜市で売られる雑貨、月に一度開催されるアンティークフェイラでの手作りアクセサリーの他、ブラジルブランド「Sobral（ソブラル）」のラバーアクセサリーなど、雑貨好き女子の心をくすぐるものがたくさんあります。ソブラルも日本未上陸ブランドですので、ここだけにしかない、カラフルな雑貨・アクセサリーを彼女、奥さん、ご自身用にいかがでしょうか。 

06．ブラジルブランドの洋服、水着

　大胆なデザインのブラジリアンビキニや、サッカーチームのTシャツがよく売られています。また、ブラジル発の「FARM」や「FYI」では、リゾート仕様のワンピースが豊富でとってもおしゃれ。ショップでのお買い物の際は、日本で洋服を買う程度の予算を見る必要がありますが、ここにしかないデザインにも出会えますので、ブラジル好き、夏好きな人におすすめです。

　Shopping Lebron（行き方はリオデジャネイロの地下鉄メトロの乗り方とショッピング・レブロンに行く方法 - handy tips*を参照ください）やRio Sulといったショッピングモールにテナントとしても入っていますし、イパネマに路面店もあります。 

07．コーヒー、チョコレート

　ブラジル以外の国でも定番のお土産といえば、コーヒー、チョコレートですが、ブラジルは、スーパーで売っているものでも、箱自体が可愛いくておすすめです。

　写真はどちらも01.でご紹介のグラナードの石鹸が売っているスーパー「Zona Sul」のお菓子売り場の棚の一角です。そのままギフトも可能なパッケージだと思いませんか。もちろん、味も良かったです。

　以上、他の記事でも触れたことのある雑貨含め「お土産」目線でまとめてみました。 日々の生活の中でぱっと目を引いたもの達ばかりの厳選です。

　せっかく地球の裏まで来たのですから、滞在の充実に時間を使い、効率的に素敵なお土産に出会うヒントになれば嬉しいです。Thau！

ブラジルリオデジャネイロの電圧・プラグと気をつけること

　こんにちは。今回は、滞在して知った「リオデジャネイロの電圧とプラグ」についてご紹介します。

01．電圧

　ガイドブックによると、ブラジルの電圧は都市や地域によって異なると書かれており、リオデジャネイロの電圧は110Vとされています。

　しかし、実際リオデジャネイロ州内2ヶ所のコンドミニアムに滞在した結果、リオデジャネイロ内でも電圧が異なることが分かりました。もっと言いますと、同じコンドミニアムの室内ですら、コンセントの場所によって電圧が異なります。

　私は、リオデジャネイロで購入した電子ケトルを、2日で壊すという経験をしました。すごい勢いで沸騰するなぁ、なんて思っていたら、電圧が合っていなかったというオチでした。

　リオデジャネイロで電化製品を使う際のチェックポイントは2つ。①コンセントの表示を確認する②使う電化製品側の電圧を確認するです。

①コンセントの表示を確認する

　高電圧のコンセントには、何かしらの方法で電圧数が分かるようになっているので、特別の表示がないかを確認しましょう。（下写真のように手書きシールが貼られている場合もあります）

　日本から持ち込む電化製品は、iPhoneやPCを除き、ブラジルの方が電圧が高いため故障の恐れが高いと思います。どうしても利用する場合は変圧器を用意しましょう。

　ブラジルで調達した電化製品に関しては、例えばリオデジャネイロで購入したドライヤーは、ドライヤー側で127/220Vから適切な電圧への選択が可能になっていました。現地で買ったのだから問題ないだろうとそのまま使うと、私のケトル事件の二の舞になります。使うコンセントによって確認しましょう。

02．プラグ

　ブラジルのプラグは、Cタイプ（ピンタイプの2つ穴）、A&Cタイプの2種対応、Nタイプ（ピンタイプの3つ穴）の3種が普及しています。日本はAタイプのプラグですので、A&Cタイプの2種対応プラグが部屋にあれば、そのまま差し込み可能です。

　もし、A&Cタイプのプラグが部屋になく、変換プラグを持ってきていないようなら、路面店や街の電気屋さんに寄ってみましょう。写真のような変換プラグは、1つ5～10レアル程度で購入出来ます。側面にも差込口があり、複数台の使用も可能です。

　変換プラグを購入する際も、プラグの差込口であるコンセントの電圧は確認するようにしましょう。

　まさか、同じ部屋の中で、電圧の異なるコンセントが存在するとは思っていなかった私のプチカルチャーショックのご紹介でした。Thau！

リオデジャネイロの美味しいお肉が食べられるおすすめレストラン

　こんにちは！今回は、リオデジャネイロに来たなら是非とも味わいたい、お肉が美味しいとっておきのお店をご紹介したいと思います。

　実のところ、ブラジルのお肉はどこも美味しかったりはするのですが、その中でも、リオデジャネイロ滞在中に1度ならずも何度も足を運んだお店を予算別(1人当たり、飲み物込）でピックアップしました。

01.1,000～2,000円：Lemax Humbergueria

住所　

セントロ店Av. Rio Branco, 4 - Loja B - Centro, Rio de Janeiro - RJ

 ボタフォゴ店R. Nelson Mandela, 100 - loja 118 - Botafogo, Rio de Janeiro - RJ

営業時間　

セントロ店　平日11::00～20:30、土日12:00～18:00

ボタフォゴ店　月曜定休、火～金12:00～0:00、土日18:00～1:00

おすすめ　

　お肉の焼き加減が選べるので、AO PONTO（アオポント＝ミディアム）を食べてみて下さい。全てに火が通ってお肉が少し硬くなる前の、ミンチの1粒1粒を味わえるような食感はリピート必須のはず。ハンバーガーはどれも美味しいです。

　ブラジルには、ハンバーガーショップは非常にたくさんありますが、Lemax Humbergueriaは、美味しさ、ボリュームともに男性でも満足出来る、コストパフォーマンスの高いお店だと思います。ケチャップ、マヨネーズがテーブル毎にあるので、好きなだけ使えます。セットでついてくる卵をアレンジしたソースもポテトに合うのでお試しを。

　ちなみに、選べるお肉の焼き加減は3種。AO PONTO PRA MAL（ミディアムレア）・AO PONTO（ミディアム）・BEM PASSADA（ウェルダン）です。お肉の焼き方のポルトガル語は、ブラジル滞在中の案外頻出（そして使える）単語です。

02.3,000～5,000円：Garota de Ipanema

住所

R. Vinícius de Moraes, 49 - Ipanema, Rio de Janeiro - RJ

営業時間

毎日12:00～2:00

おすすめ

看板メニューのお肉「PICANHA」(133レアル)がとっても美味しいです。

ポルトガル語のメニューで見つけられない場合、トップ画像の写真を見せてください。ウェイターさんは、親指を立てるブラジル式の了解ポーズでオーダーを通してくれるでしょう。是非とも食べてもらいたいお肉の1つです。

ここはボサノバの名曲「イパネマの娘」が生まれたお店で、楽譜が店内に飾られているため、観光地としても有名です。イパネマビーチからほど近く、風の通る気持ちのいい店内で、Chope（ショッピ＝生ビール）とともに満腹になってください。

03.①5,000～7,000円：FOGO de CHÃO

住所

Av. Reporter Nestor Moreira, s/n - Botafogo, Rio de Janeiro - RJ

営業時間

月～土12:00～0:00、日12:00～10:30

おすすめ

シュラスコを満喫できるお店です。機敏に料理を運ぶウェイターさんと、わんこそばならぬわんこ肉が体験出来ます。お肉は、テーブルのコースターを緑色にしている限り、焼きたての様々な部位が運ばれてきます。食べたいものだけをもらいましょう。お肉以外は中央のビュッフェ台にあり取り放題。もう食べられない、となったら、コースターの赤色の面を表にすればオーダーストップです。

03.②5,000～7,000円：Churrascaria Majórica

住所

Rua Senador Vergueiro, 11/15 - Flamengo, Rio de Janeiro - RJ

営業時間

月～土12:00～0:00、日11:30～23：30

おすすめ

日本でいうとお通しでしょうか、オーダーを完了すると持ってきてくれる焼きたてのソーセージが実はとっても美味しくて、これを食べたいがために行ったこともあるほどです。1品1品ボリュームがあるので、大人数で行くのがおすすめ。歴史あるレストランで、温かみのある空間です。お肉の美味しいタイミングを逃さないウェイターさんがサーブしてくれる、肉汁滴るステーキを堪能してみてください。

04.（番外編）7,000～　実は美味しいアルゼンチンビーフ

の素敵なレストランもリオデジャネイロにいくつかありますが、旅行中であれば、ブラジルビーフを満喫してもらえればと思い、ここまでのご紹介とさせていただきます。

　日本ではなかなかお目にかかれない、特大サイズのお肉をぺろりと平らげていくブラジル人に混ざって、ぜひ、お腹いっぱいに召し上がれ。Bom apetite！ 

ブラジル・フェイラ（青空市）で新鮮野菜やお土産を買う週末

　Óla！今回はブラジル人の生活に溶け込んでいるフェイラについてご紹介します。フェイラとは、街路上で、様々な種類の商品（食料、衣類、靴、家庭用アクセサリー、手工芸品など）を低価格で提供する人やテントの集まり、いわゆる青空市のことを言います。

01.リオデジャネイロのフェイラ

　 ブラジルの各都市では、特定の場所で週に1回開催されるフェイラが一般的です。

 　リオデジャネイロでも毎日どこかしらで生鮮食品を中心としたフェイラがあります。私もフェイラの野菜の新鮮さに感動して以来、週末はフェイラによく立ち寄ります。

　また、毎月第一土曜日だけ開かれる雑貨を中心に扱うフェイラもあり、こちらはお土産探しに最適だと思いますので、それぞれについてご紹介します。

 (1)毎週日曜開催 新鮮野菜が買えるコパカバーナ近くのフェイラ 

開催日時：毎週日曜日7:00～13:30

場所：Praça Seerzedelo Corrêa（普段は広場）

住所：Av. Nossa Sra. de Copacabana, 540 - Copacabana, Rio de Janeiro - RJ, 22020-001 

　鶏肉、鮮魚、野菜、果物のお店がテントを連ねます。私はよくトマト、レタスを買うのですが、スーパーで売っているものよりもシャキシャキ感が断然強く、新鮮で驚きました。フルーツはカットされて味見が出来たり、ビーチ帰りに立ち寄れたりと、まるで、自分もブラジルにすっかり溶け込んだような、気分はブラジル人で買い物が出来ます。(笑)

　他、土曜日に開催されているRua Prof. Ortiz Monteiroのフェイラ（7:00～13:30、トップ写真のフラワーショップもこのフェイラに出店）では、フェイラの隣のスペースで生演奏がされており、ビールを飲みながら音楽を楽しんだり、子供をあやしたりする家族がゆっくりと過ごしていました。

　リオデジャネイロでは毎日どこかしらでフェイラがあるので、お気に入りの場所を見つけるのも楽しいです。色々行ってみようという方には、ポルトガル語ですが、フェイラの情報がまとまっている下記サイトが役に立つと思います。

「Onde tem Feira」http://www.ondetemfeira.com.br/

※Onde=Where、tem=haveの意味。

　サイトの使い方は、右上の赤いboxでエリアを選択（リオならRio de Janeiro）し、次に曜日を選択します。曜日は日曜日から土曜日の順に並んでいます。（Domingo=Sunday,Segunda=Monday～Sábado＝Saturday）その曜日に開催されるフェイラの場所と時間が分かります。どうぞ、お試しあれ。

 (2)毎月開催 アンティーク雑貨やお土産が買えるセントロ近くのフェイラ

開催日時：毎月第一土曜日10:00～18:00

場所：Rua do Lavradio

住所：Rua do Lavradio, - Lapa Rio de Janeiro - RJ （道一帯のため郵便番号なし） 

  「Rio Antigo Fair」と呼ばれるこのフェイラは、野菜や精肉鮮魚の出店はなく、手作りアクセサリーや靴、ヒッピー風小物や衣服の他、アンティークな蓄音機、レコードなど多様な雑貨店が出店します。1点1点手作りの小物からお土産を探すのも楽しいです。

　道端ではフィンガーフードやビールが売られていて、例え私達が食べながら飲みながら商品を見ていても気にされない、ブラジルならではのお買い物体験も出来ます。　

　Rio Antigo Fairが開催されるエリアは、おしゃれなバーが集まっているセントロのラパ地区で、普段は夜しか営業しない人気のバーも、フェイラの日はランチタイムから営業しています。私達は昼食を兼ねて出かけました。

02.フェイラの起源と歴史

　すっかりブラジルの生活の一部になっているフェイラ。歴史を調べてみると、その起源は不明とされているものの、すでにギリシャ、ローマ、アラブといった西暦500年頃の古代文明の中で、フェイラの存在は確認されていたという、歴史の長い活動だということが分かりました。

　フェイラの語源はラテン語の「feria」（祭日や休日の意味）から来ており、当初は生産剰余品の売却のために日曜日に商人が集まり、そこに多くの人が来たことが由来と言われています。

　中世以降、人口増加と貿易の活発化により、見本市（＝現在のフェイラの原型）が世界中で発展し、ブラジルでは、ポルトガル植民地時代の西暦1600年前後から、見本市が存在していました。

　スーパーやショッピングモールが登場した現在も、様々な都市にフェイラが見られることから、フェイラは人類の最も古い伝統の一つと再認識されています。

　社会的、経済的にも意味のある活動と考えられていて、ブラジル政府は、17世紀から続くベレン、18世紀に始まったカールアルフェアなどのフェイラを国家歴史芸術遺産協議会（IPHAN）の無形文化遺産に登録しました。

　何世紀も前からブラジルの生活に溶け込んでいるフェイラ。とはいえ、古臭いわけではなく、様々な年代の人が買い物を楽しむ光景に出会えます。

　天気の良い週末には、ふらりとテントを覗きに出かけてみてはいかがでしょうか。スーパーとはまた違う品揃えや新しい発見があると思います。Até ja！

iPhone修理が出来るリオデジャネイロのお店

　先日、イグアスの滝に遊びに行き、楽しくボートアクティビティを満喫したところ、旦那さんのiPhoneが水没。数十秒ごとに再起動を繰り返すという末期症状を発症しました。そんな状態を持ち込んだその日にすっかり復旧してくれたiPhone専用携帯修理店は、ほぼすべての修理を30分から1時間でその場でしてくれる、とても頼れるお店だったので、リオデジャネイロで画面が割れたり、水浸しになって困った、という方へご紹介したいと思います。

店名　iPhone Restore（アップル非正規店）

URL　www.iphonerestore.com.br

住所　Av.Nossa Sra.de Copacabana,1085 Loja i -Copacabana,Rio de Janeiro

　EDIFÍCIO ANÁPOLISと書かれた雑居ビルのような建物の中に店舗があります。

 修理内容

　画面、バッテリー、カメラ、センサー（音声認識）の損傷。iPhoneを開き、損傷しているパーツの交換をします。

対応端末

　iPhone4/4S、iPhone5/5C/5S、iPhoneSE、iPhone6/6Plus/6S/6S Plus、iPhone7/7 Plus、 iPhone8/8Plus。

修理金額

　修理内容と端末により、それぞれ価格が決まっていて1パーツ70～900レアル。日本で修理するのとほぼ同じような価格帯でした。

　https://iphonerestore.com.br/precos-iphone/に金額の一覧が掲載されています。（PreçosはPriceの意味）

　店内は、携帯ケースなどの周辺アクセサリーを置いています。待合のソファがあり、携帯を預けて30分～1時間ほど待つと、修理されたiPhoneを持ち帰ることが出来ます。

　受付のお姉さんは、英語が話せる人/話せない人どちらもいるので、念のため、修理したい内容のポルトガル語メモを持っておくと安心です。受付の端末がネットが使えるので、Google翻訳をその場で借りて意思疎通してもいいと思います。

<参考>基本的に修理内容としてはパーツ交換＝Trocaで、画面＝Tela、バッテリー＝ Bateria 、カメラ ・センサーは一体になっているようでConectar de cargaです。

　私達の水没iPhoneは、センサーとバッテリー交換をし、無事通常動作をするようになりました。Googleでの口コミも高評価で、たくさんのiPhoneの症例を見ている経験からくるスムーズな対応を受けられました。コパカバーナビーチ徒歩圏です。

　携帯が水没するほど水と戯れられるイグアスの滝については迫力の絶景！世界一の水量イグアスの滝の行き方と見どころ - handy tips*にまとめました。

　携帯が直ったら、ブラジルリオデジャネイロの治安と滞在中気をつけていること - handy tips*を参照して、リオデジャネイロ滞在を楽しんでくださいね。Tchau！

リオデジャネイロの地下鉄メトロの乗り方とショッピング・レブロンに行く方法

　こんにちは。今回は、リオデジャネイロの「地下鉄（以下メトロ）」の乗り方と、メトロを使った移動の具体例として「ショッピング・レブロン（Shopping Leblon）」への行き方をご紹介します。イパネマ海岸に遊びに行くにも使えたり、エアコンが寒いくらいに効いていたり、何より分かりやすいので、滞在中の移動手段の1つとして活用してみてはいかがでしょうか。 

 01.メトロの路線図

　リオデジャネイロの地下鉄路線図です。（ Mapas - Metrô Rioより）オレンジの路線が1号線、緑が2号線、黄色が4号線と、41の駅があります。月~土曜日は5:00～深夜まで、日曜祝日は7:00～23:00の運転時間です。

 02.メトロって安全なの？

　なんとなく不安な気がしますよね。結論、その辺を歩くよりもよほど安全だと思います。理由は、

・在リオデジャネイロ日本国総領事館のリオの治安情報一覧をみると、メトロ車内での犯罪はHPから確認が出来る2012年以降起こっていません。（駅構内や駅出口では発生しています）

・乗車してみると、日本の電車まではいかずとも、携帯を手に持ち、メールをしたり、SNSを見ている人が多いことに気が付きます。道端では携帯の扱いが厳重なブラジルの方が、警戒心なく使っているところをみると、メトロ車内での犯罪は少ないのだろうと予想出来ます。

　また、犯人側からすると、メトロ車内で犯罪を起こした場合、逃げ道が確保できないため、それよりも、ビーチや道端を歩いている人を襲った方が成功率が高いという計算が働くらしいです。現地の治安について、詳しくはブラジルリオデジャネイロの治安と滞在中気をつけていること - handy tips*をご覧ください。

03.どうやって使うの？

　ということで、メトロを使ってみましょう。メトロ利用のステップは次の4つ。

①チケットを買う

②構内に入場する

③乗車する

④駅を出る

　日本とほぼ同じ感覚で使えると思います。ポルトガル語と英語で停車場所のアナウンスがあるので、全くアナウンスのないバスより断然使いやすいと感じました。それぞれについて補足します。

①チケットを買う

　リオデジャネイロでは、「METRÕ RIO」と「RIO CARD」の2つの電子カードがチケットとして使えます。「METRÕ RIO」はその名の通り、メトロのみにつかえる乗車券、「RIO CARD」は、メトロ・バス・フェリー・電車に使える乗車券です。「RIO CARD」は、必ずしも全ての地下鉄駅で買えるわけではない点、購入にCPFというパスポートとは別のブラジル用身分証明書が必要であるという2点から、以下はメトロ専用「METRÕ RIO」チケットの購入方法について記載します。

券売機は機械の上に「M」のマークがあるものが「METRÕ RIO」用（手前2台）、「M」マークがなく、「RIO CARD」と書かれているものが「RIO CARD」用（中央2台）。

　まず、乗車料金はどこで降りても一律4.3レアル/回です。（2018年1月現在）

　チケットは、シングルチケット、何度も乗れるチケット（Suicaのようなもの）の2タイプあります。

　シングルチケットはその乗車のみ。何度も乗れるチケットは購入残高分いくらでも乗れて、最低5レアルから買えます。チャージは5、10、20、50、100レアルから可能。現金、クレジットカード、デビットカード※で支払えます。デポジットに該当する部分はありませんので、すべて乗車料金に使えます。

※私は三菱東京UFJ銀行のデビットカード（VISA)を使っていますが、ブラジルでは、ブラジル国内の銀行が発行しているデビットカード（引き落とし口座がブラジル国内にあるもの）のみを「デビットカード」と処理するようなので、カード利用の際は「クレジットカード」を選択の上、三菱東京UFJ銀行のデビットカードを使っています。

　チケットの購入方法は2つ。駅に着いたら、窓口か自動券売機で購入出来ます。窓口スタッフは大抵英語が話せないので、身振り手振りで窓口で買うか、簡単なポルトガル語の意味を抑えて自動券売機で買うか、の2択です。ここが最大の難所といえるでしょう。

　身振り手振りは皆様に一任するところなので、ここでは、自動券売機でチケットを買うのに役立つポルトガル語を少しご紹介します。機械の上のボードは英語が併記されているので、その単語も参考にすれば買えると思います。

　初めの画面で、赤か緑かを選択します。これはシングルチケットか何度も乗れるチケットを買うかの選択です。

　赤COMPRA CARTÃO UNIT ÁRIO=シングルチケットを買う

　緑COMPRA CARTÃO PRÉ-PAGO=何度も乗れるチケットを買う

（COMPREがpurchaseと上のボードに書かれていますね。COMPRAも購入の意味です）

　支払い方法を聞かれますので、Dinheiro=現金、Crédito=クレジット、Débito=デビットかを選択します。

　レシートがいるかなどYES/NOで答える場合はSIM=YES/NÃO=NOを選択します。

　購入については以上です。初めて買うとき、かなりドキドキしていきましたが、スムーズに買えました。

　チャージについては、購入画面に表示がされないので分かりにくいのですが、RECARREGUE=Rechargeと機会上のボードに書かれていれば、画面に案内がなくても、手元にある「METRÕ RIO」カードを機械に差し込み、チャージが出来ました。現金でチャージする場合、おつりは出ないので、必要な金額のみ支払いましょう。

 ②構内に入場する

　無事チケットが買えたら、METRÕ RIO用ゲートに進みましょう。

左の3列はRIO CARD用ゲート。

　シングルチケットの場合は、カードを手前にドロップイン、何度も使えるタイプの場合は、チケットをかざしてから、1人づつゲートを押して構内に入場します。

 ③乗車する

　行き先を確認して、ホームに降ります。来た電車の行き先も再度確認し（終点まで行かないものもたまにあります）乗車します。停車駅を英語でもアナウンスしてくれるので、降り損ねる心配はありません。

④駅を出る

　駅を出る際は、チケット不要でゲートを押すだけで出られます。ターミナル駅は、出口が複数あるので、構内にある地図を参考に、最寄出口のゲートから出ましょう。

04.ショッピング・レブロンへの行き方

　結構簡単そうな気がしませんか。では、メトロを使った移動の具体例として「ショッピング・レブロン（Shopping Leblon）」への行き方をご紹介します。

①チケットを買う

②構内に入場する

　これはどの駅でも同じです。

③乗車する

  　空港やCentro方面から乗車の場合「Jaradin Oceãnico」行きの電車に乗り、「  Jardim de Alah」駅で降ります。

④駅を出る

 　B出口Alm.Pereira Guimarães方面が最寄です。

　駅からショッピング・レブロンへは徒歩約5分程度です。

　地上に出たら、振り返って1つ目の角を右折、その後2区画進みます。

　銀行のある角地を右折、そのまま2区画進めばショッピング・レブロンです。

住所 Av. Afrânio de Melo Franco, 290 - Leblon, Rio de Janeiro - RJ, 22430-060

URL shoppingleblon.com.br

　ちなみに、ショッピング・レブロンはブラジル発ブランドのハワイアナス、メリッサ他、FARMやFYIといったリオデジャネイロ発ブランドも出店しています。ブラジル＆リオデジャネイロのブランドが日本で買えるセレクトショップLivrebrasilはこちら。

　メトロ以外の移動手段としては、私はよくUberを使います。リオデジャネイロといえば必見の絶景！コルコバードの丘のキリスト像への行き方 - handy tips*はUber+登山電車が行きやすく、登山電車の利用は外務省推奨の観光ルートです。

 　治安情報も確認しながら、日本の真裏の国ブラジルでの滞在を存分に楽しんでくださいね。Tchau!